犬が吐く原因と対処法まとめ!茶色い嘔吐は?嘔吐の種類によって原因は全く違います

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今朝まで元気だった愛犬が急に嘔吐してしまったという経験って一度はありますよね。

犬の体の構造上、嘔吐はそれほど珍しい事ではありません。

しかし、嘔吐の種類によってはとても危険性が高い場合もあります。

この記事では、吐く種類や原因と症状ごとの対処法についてご紹介させて頂きたいと思います。

2~3分もあれば読み終わるので、宜しければお付き合いください。

 


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吐く行為は大きく分けて3パターン

犬が吐く行為を行う時、まずはどんな吐き方をしているか見極める事が大切です。

これが解れば、症状の危険度も対処法も見えてきます。

 

●嘔吐

 

嘔吐(おうと)は、一度食べた物が胃に達した後に吐き出した状態を指します。

一度胃に達しているので、吐いたものはある程度消化されています。

吐いたものをもう一度食べようとするケースはあまりありません。

 

ポイント

・吐いたものが若干消化されている

・吐いたものを食べようとしない

 

●吐出

 

吐出(としゅつ)とは、一度食べた物が胃に届く前に吐き出してしまった状態を指します。

胃に届いていないので、吐いたものはまだ消化されていません。

吐いたものをもう一度食べてしまうケースがあります。

吐出の後は何事もなかったかのように元気になることが多いのも特徴の一つです。

 

ポイント

・吐いたものが消化されていない

・吐いたものを食べようとする

・吐いた後は比較的元気

 

●嚥下障害・嚥下困難

 

嚥下障害(えんげしょうがい)は、疾患や病気、もしくは老いによって筋肉が衰えてしまったため、食べ物を飲み込むことが難しくなってしまう事を指します。

食べた物が胃に届く前に途中でつっかかってしまうような状態ですね。

なので吐いたものは消化されていません。

嚥下障害は、誤嚥性の肺炎を併発してしまう危険があるので要注意です。

嚥下障害になると、食べてる最中に咳き込んでしまったり、食べるのがゆっくりになったり、食欲がなくなって食事を嫌がるようになります。

 

また、食事中に食べ物を咥えられなくなってしまったり、落とすようになってしまった場合は口腔が原因の嚥下困難にかかっている可能性があります。

 

ポイント

・吐いたものが若干消化されていない

・食事中に吐く

・食欲がなくなる

・うまく食事がとれなくなる

 

吐いた原因別の危険度

吐く行為の種類が解ったら、次は吐いた原因を探ってみましょう。

危険度を低~中と大の2つに分けてまとめていきます。

 

●危険度:低~中

 

・空腹

・食べ過ぎ

・草を食べた

・乗り物酔い

・不安

・食後の急な運動

・白・黄色い吐しゃ物

・水を飲んだ後に吐く

・老いによるもの

 

これらは一過性のものが多いです。

ただし乗り物酔いなどは続くようであれば一度獣医さんに診てもらった方が良いでしょう。

吐しゃ物が白、もしくは黄色の場合は胆液なので、原因は空腹の可能性が高いです。

 

散歩中に雑草を食べてしまった場合の嘔吐は、雑草の種類や生えている場所によっては大事にもなりかねません。

大抵の場合は一度吐けば元気になりますが、大事に至る可能性もあるので様子がおかしいようであれば動物病院へ連れて行きましょう。

 

▼犬が中毒をひき起こしてしまう雑草は下の記事でまとめています。

 

食後の運動は胃捻転を起こしてしまう危険があるので控えましょう。

場合によっては命に関わる事態にもなりかねません。

 

●危険度:高

 

・繰り返しの嘔吐

・下痢・発熱が併発している

・吐しゃ物から便の臭いがする

・吐しゃ物・便に血が混じっている

・腹痛を起こしている

・歯ぐきから血の気がなくなり変色した

・よだれを垂らしながらの痙攣

 

これらの症状が起こった場合は、早急に動物病院へ連れて行きましょう。

中毒や胃捻転など、命に関わる状況に陥っている可能性があります。

 

吐しゃ物が黒色に近い茶褐色だった場合は、胃腸に重度の潰瘍、もしくは腫瘍がある可能性があるので要注意です。

 

誤飲した際の対処法

 

【中毒症状】

 

散布された除草剤や殺虫剤を舐めてしまうとひどい中毒症状を引き起こし、痙攣を伴う激しい嘔吐をする場合があります。

もし可能であれば、中毒を起こした原因となる物質を持参して動物病院へ連れて行きましょう。

中毒の一番厄介なところは、今起こっている症状が中毒かどうか、獣医さんでも見極めることが難しいという部分です。

もし中毒だとすぐに解ったとしても、次は何に対しての中毒なのか探らなければなりません。

中毒の原因となったものの成分が解れば、解毒剤の投与までの時間を大幅に短縮する事ができます。

 

【異物を飲み込んでしまった】

 

犬が急に咳をするようになったり、ヨダレの量が極端に多くなっている場合は何かしらの異物がのどに詰まっている可能性が考えられます。

詰まっている物が食べ物であれば水を少しずつ飲ませる事で解消される場合があります。

 

舌の色が変わっていたら異物が器官に入ってしまっている可能性があり、窒息を起こしてしまうかもしれません。

すぐに動物病院へ連絡し、連れて行きましょう。

 

例えば、おもちゃなど紐の付いたものを飲み込んでしまった場合は大変危険です。

家庭での対処はとても困難なため、速やかに動物病院へ連れて行きましょう。

 

子犬・老犬は吐きやすい

もともと体の構造上、犬は比較的吐きやすい動物だと言えますが、中でも子犬と老犬は特に吐きやすいので注意しましょう。

体が未発達な子犬や体が衰えている老犬などは、体調を崩しやすいうえに、フードが合わないなどの理由でも嘔吐してしまう事があります。

特にパグなどを代表とする短頭種やチワワなどの小型犬は吐きやすい犬種です。

 

ドッグフードが体に合わない

ドッグフードを与える際は、その成分に注意をしましょう。

犬は人間と違って穀物からとれる炭水化物を消化するのが苦手です。

極端に安価なドッグフードは、原価を抑えるために穀物を多く使用している場合があります。

犬は本来肉食の生き物なので、新鮮な肉を多く使用しているドッグフードが体に最適です。

 

▼愛犬におすすめのドッグフードについては下の記事でまとめています。

 

日頃から出来る嘔吐への対策方法

犬は早食いや食べ過ぎ、食後の急な運動により吐いてしまう事があります。

急な食後の運動については、上記の通り胃捻転にも繋がりかねないので控えましょう。

早食いや食べ過ぎについては、一回に与える餌の量を減らすなどして調節してあげてください。

 

まとめ

犬が吐くという行為には様々な原因があるため、なぜ吐いたのか探る必要があります。

原因がわかれば、対処方法や治療の方針も決まってきますし、次に同じ事態を起こさないための対策をとることも可能です。

犬が吐くことはそれほど珍しい事ではありませんが、だからこそ『よくある事』で解決せずに、原因を追究して対処しましょう。

 

●この記事でのポイント

 ・食べたものが消化されているか確認が必要。

・茶色やコーヒー色、黒色の嘔吐は危険。

・吐しゃ物に血が混じっていた場合も同様に危険。

・食べた後すぐの運動は胃捻転になる可能性あり。

・繰り返しの嘔吐は要注意。

・中毒症状を起こしてしまった場合は原因となったものを持参して病院へ。

・子犬と老犬、特に小型犬と短頭種は吐きやすい。

・ドッグフードが合わない場合はすぐに他のものへ変える。

 

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